言葉はいつ生まれたのだろう?

言葉のはじまりは、5万年以上前といわれていたり、
一部の研究者からは20万年以上前にさかのぼるとさえいわれているが
正確な時期はわかっていない

昔むかしのわたしたち人間が『言葉』を持たなかったころ
わたしたちは、手ぶりや顔の表情、動物の鳴き声のような声で気持ちを伝えていた

そう考えると、ペットの鳴き声や生まれたばかりの赤ちゃん
まだ言葉を覚えていない子どもたちの声や表情から、なんとなく意図を感じとったり

言葉以外の『何か』で、コミュニケーションをとることが出来るということに
納得するわたしがいる

わたしたちには『感じとる』という力が備わっている、ということ

そして、わたしたちは
互いを知りたい、もっと自分を表現したい、気持ちを共有したいと願った

伝えたいことがある

伝えたいこと全部を伝えたい!そんな風にわたしたしの先祖は思ったんだ

きっとその時から少しずつ『言葉』が生まれていったのだろう

言葉は不思議で、楽しくて、とても大切なもの

言葉は進化し、変化するもの

「昔の言葉」と「今の言葉」

この2つを比べてみると同じではないことがわかる

わたしが学校で習った古典の教科書に書いてあった言葉
『いとおかし』(=とても面白い)のような表現を、今使う人がいないように

言葉は時代とともに変化していくもの

今わたしたちが何気なく使っている言葉が
この先の未来の言葉になっているかもしれないと考えると、なんだかわくわくしてくる

さて、未来のわたしたちはどんな言葉を使い
どんなコミュニケーションをとっているのかな

日本語と世界の言葉

言葉のはじまりは5万年以上前
そして、今の日本語には2000年以上の歴史があるとされている

世界には6000以上の言語があるといわれているなか

日本語は独自の発展をとげた言葉のひとつといわれており
表意文字といわれる『漢字』と、表音文字といわれる『ひらがな・カタカナ』を組み合わせて使う
めずらしい言語で

はっきりとした仲間の言語は見つかっていない

ヨーロッパの多くの言葉である英語・フランス語・ドイツ語などは『インド・ヨーロッパ族語』という
同じ言葉のグループに属していて、

同じ先祖をもち長い時間をかけて少しずつ違う形になったという

毎日使っている言葉のこと

毎日使っている日本語のこと

知れば知るほどおもしろい♪
言葉一つ、世界をのぞいてみたら、見える世界もまた少し広がっていった

変わり続ける言葉とともに、
わたしたちも日々変化し、進化し続けていくんだね